米巨大IT5社の2022年1~3月期決算が28日、出揃った。
アップルとマイクロソフト(MS)の純利益が増えた一方、
グーグルの持ち株会社アルファベット、メタ(旧フェイスブック)は減少。
アマゾン・コムの純損益は赤字に転落して明暗が分かれた。
アルファベットとメタは競争激化で広告収入が伸び悩み、
アマゾンは人手不足を背景にした人件費上昇や、
投資先の株価急落による損失計上が足を引っ張った。
社会のデジタル化を背景に売上高は5社全てが増加。
アップルの純利益は前年同期比6%増の250億1千万ドル(約3兆2700億円)。
MSの純利益は8%増の167億2800万ドル(約2兆1200億円)と好調が続いた。
メタの売上高が前年同期比7%増の279億800万ドル(約3兆5800億円)、
純利益が同21%減の74億6500万ドル。
アルファベットの売上高は680億1100万ドルと23%増えたが、
純利益が前年同期比8%減の164億3600万ドル(約2兆900億円)。
株式投資関連の損失計上が響いた。