16日告示の北海道旭川市議選に女性として立候補したトランスジェンダーの候補を巡り、
道選挙管理委員会は20日、総務省から戸籍の性別で集計するよう指示があり、
扱いを「男性」に変更したと明らかにした。
候補者は男性の体に生まれたが、自認する性の女性で届け出て受理されていた。
道選管によると、市選管から16日、届け出状況の報告があり、総務省に市が受理した「女性」として報告。
翌17日、LGBTなど性的少数者の候補者の性別取り扱いを確認したところ、総務省から戸籍に基づき報告するよう指示があった。
市選管は自認する性での届け出を認めており、候補者に変更を求めることはないとしている。