山形県米沢市の酒蔵では今、田んぼの水を泥で濁らせて雑草の発生を抑制する、
アイガモロボットを使った酒米の栽培を行っている。
田んぼの中をゆっくり移動しているアイガモロボット。ロボットに取り付けられたスクリューが、田んぼの土をかき混ぜて水を濁らせることで、日光を遮り、雑草を生えにくくする。
田んぼに放したアイガモが雑草を食べて取り除く「アイガモ農法」の代わりにロボットを稼働させ、農薬を使わないでコメを栽培できるという。
米沢市の酒蔵、小嶋総本店では、田んぼの中の生物の保護や農業人口減少に対する取り組みとして、アイガモロボを用いた酒米の栽培を去年から行っている。
ことしは、米沢市と高畠町、合わせて90アールの田んぼで農薬を使わずに県産の酒米「出羽燦々」を栽培。
‘@素晴らしい発明だ。イノシシなどに狙われないようにしないといけない。