個人情報保護委員会は12日、トヨタ自動車の子会社が管理していた顧客データが公開状態となっていた問題で、同社に個人情報保護法に基づく指導を行った。
トヨタは5月、子会社トヨタコネクティッド(TC)に管理を委託していた車両位置情報などの顧客データ約241万人分が漏洩した可能性があると発表。ク
ラウド環境の誤設定により、一部のデータが10年近くインターネット上で公開状態になっていた。
保護委は、トヨタでは個人情報に関する従業員への研修内容が不十分でデータが適切に取り扱われていなかったことや、
クラウド環境における設定に不備がありアクセス制御が適切に実施されていなかったことを問題点として指摘。
‘@日本のトップ企業でもITには弱いということだ。
それにしても10年近くネット上で晒されていたことに気付かないとは、お粗末な話だ。