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​秋篠宮さま、お誤断。

11月1日から10日の日程で南米のペルーを公式訪問されている佳子さま。

11月1日の午前中に民間機で羽田空港を出発。約12時間後にトランジット先であるアメリカのヒューストンにご到着。

ユナイテッド航空の飛行機に乗り換え、ペルーに向かわれた。

だが、飛行中、搭乗便のレーダーに不具合があることが判明、元の空港に引き返した。

その後、改めて別の飛行機で出発したが、この便も離陸直前に機体トラブルが発生。

再びヒューストンの空港へ後戻り。そのまま欠航となった。

翌日、3度目の出発で、ようやくペルーへたどり着いたものの、当初の予定より丸1日遅れた。

この“遅刻”により、外交関係樹立150周年記念式典などの行事は、ほかの日に振り替える方向で調整された。

不測の事態だったとはいえ、相手国の要人や式典関係者、外務省、宮内庁に多大な影響をもたらした。



皇室制度に詳しい静岡福祉大学小田部雄次名誉教授は、今回の事態に苦言を呈す。

「訪問先では大勢がスケジュールを整え、佳子さまをお待ちしていたはずです。飲食を伴う場合、そうした費用の損失も考慮する必要も。

不慮の事故を避けるための日本側の配慮不足について相手国に疑問視され、“日本や日本の皇室から見下されている”という印象を与えかねません」

内親王というお立場の佳子さま。

「民間機の使用は、一見“国民寄り”の姿勢が感じられますが、公式行事などの重要なご公務においては、皇室や国の代表であることを強く意識すべきです。

国家を背負って働かれる際は、政府専用機を利用されることが望ましいと思います」(小田部教授)

秋篠宮さまは、かねて専用機を利用することに抵抗がおありのようで、民間機にこだわっておられました」(皇室ジャーナリスト、以下同)

お代替わり後、'19年の夏に皇嗣として初めて海外訪問された秋篠宮さまと紀子さま天皇陛下は皇太子時代、専用機を利用されていたが、

ご夫妻はポーランドフィンランド訪問の全行程で民間機を利用された。

「その理由について、ご訪問前の記者会見で秋篠宮さまは、“市民生活に何か不都合なことが起こる、それは避けたい”と述べられました。

一般客も同乗する民間機のほうが、むしろ市民に迷惑をかけ得ると思うのですが……」

結局、この時は搭乗便のトラブルで訪問先へのご到着が2度も遅れた。

こうした反省を受けて、今年5月のイギリス訪問、9月のベトナム訪問の際は、専用機を利用された秋篠宮ご夫妻だったが、

「お子さまである佳子さまは、民間機で問題ないと判断されたのでしょう。

ただ、民間機の場合、同行職員の座席確保や警備上の負担も増えることもご理解いただきたいものです。

秋篠宮さまは、一貫して“国民生活に影響を及ぼさないように”とのお考えですが、国際親善の舞台で何より大切なのは、相手国に失礼がないこと。

今回の事態を踏まえると“誤断”としか言いようがありません」(宮内庁関係者)

佳子さまの晴れ舞台に水を差してしまった父の心境や、いかに─。

週刊女性PRIME、抜粋・編集)

‘@わたしの口からは恐れ多くてなに申し上げられないで御座候。