新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、
10月までに大学・大学院を退学したり休学したりした学生が、
少なくとも計5238人いることが18日、文部科学省の調査で分かった。
文科省は感染拡大で経済が冷え込めばさらに増えかねないとして、
学生らへの支援を拡充させる。
文科省が全国の国公私立大に調査したところ、
4～10月に新型コロナの感染拡大の影響を受けて中退した学生・大学院生は1033人、
休学は4205人に上った。
このうち、学部1年生はそれぞれ378人（約37%）、759人（約18%）だった。
一方、全体の中退者は2万5008人、休学は6万3460人で、
昨年の同時期と比べると、ともに6833人、6865人減っていた。
‘＠減ったのか？増えたのか？
全体で比べると減っている。
多分、調査の中で、休・退学理由部分に「新型コロナの影響」と書いてあるのを、
抜き出した数が、５２３８人。
元々、大学などは、新型コロナの影響で全面的に休学になっている。
だから、例年の休・退学届け出者も、望む望まないにかかわらず、
学校自体が休学になったので、例年必ず出る、届け出を出す人が、
そのままとなり、カウントされず減少したのだ。
今のところ、中退者・休学者は数字の上で減少しているように見えているが、
増加するのは間違いない。
