和歌山県南方沖で深発地震。
12月29日(火)4時24分頃、関東や東北地方で最大震度1を観測する地震が発生。
震源地は和歌山県南方沖で、震源の深さは約440km、地震の規模はM4.4と推定される。
深発地震による「異常震域」と呼ばれる震度分布がみられ、
震央近傍では震度1以上の揺れが観測されず、震央から離れた場所で揺れが観測された。
今回の地震は非常に深い所で発生する「深発地震」と呼ばれるもの。
同様の深発地震が発生することがしばしあり、数年に一度M6以上の規模の地震も発生。
余震がほとんどないことも特徴とされる。
1984年1月1日には三重県南東沖でM7.0の地震が発生し、
こうした地震は津波の発生はないものの、大きな揺れを伴うことがあるため、
注意が必要だという。
フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む、境界付近で発生する地震で、
想定される震源の深さは10kmから40km程度とされている。
今回の地震の発生メカニズムは、南海トラフ巨大地震とは別要因と考えられている。
また、地震の規模からは、誘発地震の危険性なども非常に小さいと考えられている。
1日(火) サハリン西方沖でM6.7の深発地震 異常震域
伊豆諸島・利島で18日(金)に震度5弱 震度3以上の地震が相次ぐ
21日(月)に青森県東方沖でM6.5
28日(月)鹿児島県の諏訪之瀬島で噴火が発生。
長野。