政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​政府のワクチン調達に狂い。

新型コロナ感染症のワクチンを巡り、政府の調達計画の当初想定に狂いが生じている。

新型コロナワクチンについて、厚労省が「ファイザー」との契約内容を発表。

当初、6月末までに供給することで基本合意していたが、

20日夜、田村大臣は、供給期限については、

基本合意よりも半年遅い「年内」となったことを明らかにした。

政府は英米3社から供給を受ける方針だが、うち英アストラゼネカ社と米モデルナ社のワクチンは、

治験の遅れなどから国内での実用化は早くても春以降にずれ込む見通しだ。

このため政府は、20日に締結した米ファイザー社との契約で、調達量を2400万回分増やした。

政府が昨年7月にファイザーと基本合意した際は、

「2021年6月末までに1億2000万回分」の供給を受けることで合意。

しかし、最終合意では「1億4400万回分」に修正され時期を「年内」にとした。

政府は接種計画に遅れはないとするが、当面は「ファイザー頼み」で接種を進めることになる。

 

f:id:yseikei:20210122133840j:plain

 

菅総理は21日の参院本会議の答弁で「全体として3億1000万回分を確保できる見込みだ」と強調。

規定の1人2回接種しても、日本の人口を上回る計算となる。

田村大臣は、供給スケジュールについては、

「なかなか申し上げづらい。今年前半までに、なるべく多く供給いただくようお願いしている」

と述べるにとどめた。

河野太郎ワクチン担当大臣は、22日の記者会見で、

「政府内の情報の齟齬(そご)があった」と述べ、

「まだ(ファイザー社のワクチンの)供給スケジュールが決まっていない」と説明。

見通しは白紙の状態だと強調した。

太郎節は健在のようだ。

一部署のトップならまだいいが、多数の部署をまとめるには、節があり過ぎる。

@25・50・100・200.・400・800・1600・2400・3200・4800・9600・19200・38400・76800・153600・307200・614400

新型コロナに対応している医療従事者、介護の皆様には心から感謝。