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新型コロナワクチン「1瓶6回」対応注射器 米でも混乱。

日本で14日に承認される米製薬大手ファイザー製の新型コロナワクチンは、

1瓶で6回の接種を前提としているが、対応できる特殊な注射器の不足が問題になっている。

田村憲久厚生労働大臣は9日の衆院予算委員会で、

1瓶当たりの接種回数を6回から5回に減らして地方自治体に案内すると説明した。

1瓶当たり6回分取るのに必要な特殊な注射器が、現時点では十分に確保できないことが理由。

1瓶当たり5回を前提にすると、政府の契約量は7200万人分相当から6000万人分に減る可能性がある。

事の発端は米国で接種が始まった昨年12月には一瓶五回分との触れ込みだったが、

ほどなく各地で「余る場合がある」と話題になり、余りを接種できるかどうか議論が起き、

ファイザーはFDAに一瓶の分量を公式に五回分から六回分に変更するよう迫った。

当初、FDAは難色を示したが、結果使用を認めた。




同じ量なのに「5回」が「6回」に増えるということは、接種回数/人数が「2割」多くなるということだ。

100人が120人に、1万人が1万2000人に増える。

しかし、2020年12月に日本に先立ってワクチン接種が始まった米国も、

特殊な注射器不足の問題に直面しており、対応を急いでいる。

ノースカロライナ大学病院では、1つの瓶で6回分のワクチンを吸い上げるために、

最初の3回は“通常の注射器”で接種。そのあと後半3回は、無駄が少ない「特殊型」を使用。

「従来型」と「特殊型」を組み合わせることにより、ワクチンの無駄をギリギリまで少なくするという。

しかし、接種を間近に控えた日本では、田村大臣が国会で、特殊な注射器の確保が難しいため、

1瓶からの接種を6回から5回に戻し、結果として接種できる人数が減少することに言及した。

厚生労働省によると、国が用意しているシリンジでは1瓶から6回とることが難しいことが判明した。

ワクチン接種を受けた池田早希医師(テキサス州在住)は、1回分のワクチン量は、

わずか0.3mlと非常に少ない量だが、「その0.3mlは、命を救う0.3ml。無駄にはしたくないです」と語った。

‘@問題となっているのは「ローデッド品」と呼ばれる特殊な注射器。

政府が用意できなかったのは、致し方ない面もある。


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