「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システム。
17日から予約の受け付けが始まった新型コロナウイルスワクチンの大規模接種。
予約受け付けのシステムが、実在しない接種券番号などでも予約が取れることが判明。
ただ、会場では運転免許証などによる本人確認も行われ、
他人名義で予約を行うなどの不正が確認された場合は、
接種券を持っていても接種を断ることがあるとしている。
だとすれば、意図的ではないが、高齢者が間違って番号入力した場合、
本来受け付けられるはずの人が接種できない可能性も出てくる。
また、来月12日から18日の予約が可能になっていたことも分かっている。
予約サイトでは接種券に記載されている市町村コード(6桁)と接種券番号(10桁)を入力し、
さらに自身の生年月日を入力する必要がある。
今回の予約は65歳以上の高齢者で、東京センターは、
東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の居住者が対象。
大阪センターは大阪、京都、兵庫の2府1県の居住者が対象になっている。
当然、対象以外の人は予約ができないはずが「誰でも予約できる」のだ。
6桁の市区町村コード、10桁の接種券番号に適当に番号を入力。
生年月日も適当に入力しても、そのまま進めて予約が取れる。
全世界から誰でも予約ができるのだ。
悪意を持った人や国の機関が、全ての枠を占拠することすら出来てしまう。
予約は一杯だが、当日来る人が少なければ、大量のワクチンがムダになる。
そのうち、メルカリで予約券が転売される事象が起きるかもしれない。
「初めてのことだから」と擁護する人がいるが、よく、そんな間抜けなことが言える。
それくらいのシステムはとっくに構築されていて、なんら難しい話ではない。
アマゾンや楽天などにまかせれば、普通にやるだろう。
私が考えるには、意図的にやらなかった可能性がある。
政府は地方自治体のように予約システムがパンクしたら、また非難を浴び、恥をかくこととなる。
そのために、サーバーに負荷がかからず、システムダウンをせずに、
スムーズに予約ができるように、あえてセキュリティーなどを緩めた可能性が大きい。
安倍政権や菅政権を見ていると、世の中の仕組みがとても良く分かる。