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林眞須美死刑囚の長女と孫が飛び降り死。

6月9日、関西空港連絡橋(大阪府泉佐野市)から37歳の女性と4歳の娘が飛び降りて死亡した。

その約2時間前には、2人が住む和歌山市内の自宅から16歳の娘が心肺停止状態で発見され、

病院搬送後に死亡が確認された。

亡くなった「37歳の女性」は、1998年に起きた和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚の長女だった。

7月25日に和歌山市園部の自治体が主催した夏祭りで、カレーを食べた67人が急性ヒ素中毒になり、

4人が死亡した。和歌山県警は同年12月に眞須美死刑囚を殺人・殺人未遂容疑で逮捕した。

同年10月4日、両親が警察に連行された数時間後に、きょうだい4人は児童相談所の施設に入所した。



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父親の健治氏は2009年に脳出血で倒れ、介助が必要になってからは、
 
長女と連絡を取ることもなくなり交流は途絶えていた。
 
「眞須美はよく海外に行っていたし、家族で香港に旅行したこともあった。
 
その時はいつも関空を使っていた。長女にとっては、家族が幸せだった頃の、
 
思い出の場所だったのかもしれない」と回顧した。


一貫してカレー事件への関与を眞須美死刑囚は否定している。

検察の主張が状況証拠ばかりで、冤罪を疑う声は、いまに至るまで根強い。

そういった声が風向きを変えたのか、5月31日、眞須美死刑囚の再審請求が和歌山地裁に受理された。

そして、長女は母親が逮捕された年齢と同じ37歳で、人生の幕を閉じた。

(合掌)