五輪開会式 深夜の子ども出演が波紋。
橋本聖子会長が4日前に任命。
7月23日夜に国立競技場で行われた東京オリンピックの開会式。
23時過ぎに行われた聖火リレーでは、宮城・福島・岩手の東北3県の中高生たち6人が、
最終ランナーに聖火を繋いだ。
この演出にネットでは、「被災地の子供たちの聖火リレーは胸熱だった」
「感動しました」と賞賛の声があがる一方、深夜の子ども出演に批判の声も上がっている。
「遅い時間に子供が開会式に出ているけどいいのか」
「子供があんな深夜まで拘束されるのは違和感しかない」
東京都青少年の健全な育成に関する条例」第15条の4では、
保護者は、通勤又は通学その他正当な理由がある場合を除き、
深夜(午後11時から翌日午後4時までの時間をいう。以下同じ。)に、
青少年を外出させないよう努めなければならないと記されている。
また、何人も、保護者の委託を受け、又は同意を得た場合その他正当な理由がある場合を除き、
深夜に青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめてはならない。
そもそも労働基準法では、原則として児童を午後8時及び午前5時の時間帯に働かせてはならないとしている。
ボランティアだったとしても、やはり深夜帯での出演には制限がある。
橋本会長(56)が笑顔で直接任命するシーンが映され、
子供たちが任命されたその足でリハーサルのため会場へ向かう様子を放送。
さらに批判されているのは、“復興五輪”の取り扱いについて、疑問の声があがっている。
東北の子供たちは4日前に急遽声をかけられた。元々組み込む気はなかったようだ。
‘@何をやっても批判されると言うよりは、何をやっても、どこか抜けてると言った方が正確なようだ。
しかし、これには私にも責任がある。
東北の子供たちを最後の点火ランナーにすれば、菅総理は10ポイントくらい上がると言ってしまった。
正直、そこまで考えていなかった。
保護者の同意を得た場合、その他正当な理由がある場合は許す、ということだから、
今回はお許しを。