埼玉県朝霞市で、自宅療養中に容体が急変し、25日に死亡した70代の男性。
自宅療養者の健康観察を行う県の委託業者が、
業務のひっ迫によって適切な対応を取ることができていなかったという。
今月中旬に陽性が判明していた70代の男性は、基礎疾患があったが、
軽症と判断されたため、県が示す入院基準に当てはまらず、自宅療養となっていた。
(2月)
しかし、今月23日に容体が急変し、県内の医療機関に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
自宅療養者の健康観察は県の委託業者が請負い、1日4回、音声ガイダンスによる電話をかけ、
患者がそれに回答する形で体調を確認していた。
そして、回答がなかった場合は業者から直接、本人や保健所に連絡するなどして対応することになっていた。
しかし、この男性からは17日から23日まで回答がなかったものの、
委託業者が感染拡大に伴って業務がひっ迫していたため、本人や保健所に確認ができていなかった。
‘@人災だ。
他にも多数あるのだろう。
いくら業務がひっ迫しているとはいえ、人の命にかかわる問題。
電話の1本くらいできるだろ。
できないのなら、出来ないと申告すべきだ。
結局、ほったらかしで、殺されたようなものだ。
埼玉県は、感染者の自宅療養者数などにも数字の誤りがあったとして、
業者を変更するとしているが、健康観察の業者も、こそ、変更するべきだ。
県民は、見殺しにされたら、たまったものでは無い。