栃木県は１日、県内に住む１０歳未満の女の子が新型コロナウイルスに感染し、
先月２９日死亡したと発表。
女の子に基礎疾患などはなかったという。
栃木県によりますと、死亡したのは県内に住む１０歳未満の基礎疾患などのない女の子です。
女の子は先月下旬、新型コロナに感染し発熱などの症状はあったものの、
軽症だったため保健所の指示で自宅で療養していたという。
しかし、その後、容体が急変して病院に救急搬送され集中治療室で治療を受けたが、
先月２９日、感染による「急性脳症」で死亡。
栃木県は「死亡した女の子は当初は軽症で基礎疾患がなかったため、
自宅療養という判断は妥当だったと考えている」とし、県の責任はないとの見解を示した。
その上で「基礎疾患のない子どもでも死亡することがあることを知っていただき、
引き続き感染対策をお願いしたい」と、感染した者が悪いかのような、矛盾を述べた。
「基礎疾患の無い子供でも死亡することがある」ことを、県こそが強く認識して対応すべきだ。
（合掌）
