中国軍とロシア軍の艦艇合わせて10隻が、18日、津軽海峡を同時に通過。
両国軍の艦艇が津軽海峡を同時に通過するのが確認されたのは初めて。
防衛省によると、18日午前8時ごろ、北海道の奥尻島の南西およそ110キロの日本海で、
中国海軍とロシア海軍の艦艇合わせて10隻が航行しているのを、
海上自衛隊の航空機や艦艇が確認。
津軽海峡は「特定海峡」のため、軍艦を含めて外国の船舶の航行が国際的に認められているとされている。
また、中国とロシアは今月14日から17日にかけて日本海で合同軍事演習を行い、
今回、津軽海峡を通過した艦艇は、この演習に参加していたとみられる。
ロシア国防省は18日、日本海で14日から17日まで、中国軍との合同軍事演習を行ったと発表。
演習には、ロシア海軍と中国海軍の駆逐艦や潜水艦など15隻とロシアの戦闘機などが参加。
通信や機雷の除去、海上の目標に向けた射撃など20以上の訓練を実施したという。
北朝鮮は19日午前10時15分と同16分頃、同国東部から計2発の弾道ミサイルを発射。
2発とも日本海に落下。
政府は米韓当局とも連携し、ミサイルの飛距離や落下地点の分析を急いでいる。
韓国紙・中央日報(電子版)は、軍関係者の情報として、
ミサイルは「潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定している」と報じた。
聯合ニュースは飛距離は約450キロ・メートルと伝えた。
SLBMが高性能の潜水艦とともに実用化されれば、事前の探知が難しい。
潜水艦が太平洋への展開能力を備えれば、米国本土などへの攻撃も可能となり、大きな脅威となる。
‘@日本は韓国とケンカしている場合ではない。
情報は韓国の方が早く正確だ。