ソニー生命の男性社員が子会社の金170億円をだまし取ったとされる事件で、
警視庁の依頼を受けたアメリカ連邦捜査局・FBIが、被害金を全額押収。
被害金はビットコインに換えられ、およそ207億円に値上がりしていた。
今後、当初の被害金170億円はソニー生命に返還される予定だが、
値上がりした30億円分がどうなるのかは明らかになっていないという。
犯行当時の5月、170億円だったビットコインの価値は、
およそ半年で30億円ほど値上がりし、押収時にはおよそ207億円になっていた。
今回、ビットコインが押収された場所はアメリカなので、アメリカの法律に基づいて処理されることになり、
警視庁も詳細を把握していないという。
ソニー生命では、この社員を訴えるのをもう少し待てばよかったと、
後悔しているかどうかは分からない。