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​3人の死刑執行。

岸田政権で初めて死刑が執行された。


古川禎久法相は21日午後、臨時記者会見を開き、3人の死刑執行を報告。

執行命令書に17日に署名したことを明らかにした。

古川大臣は「いずれも身勝手な理由から人命を奪い、極めて残忍。遺族にとっても無念この上ない」と指摘。

「死刑は命を絶つ重大な刑罰で、慎重に臨む必要がある」としながら、

法治国家では(執行は)厳正に行われなければならない」と語った。



死刑制度については「国民世論の多数がやむを得ないと考えている」とし、認める考えを示した。

死刑が執行された一人、殺人などの罪で死刑が確定していた藤城康孝死刑囚(65)。

藤城死刑囚は2004年、兵庫県加古川市で伯母ら7人を刃物で殺害して民家に放火したとして、

殺人などの罪に問われた。裁判では藤城死刑囚の責任能力が争点となったが、

2015年に最高裁が上告を棄却して死刑が確定。

主任弁護人を務めた明石博隆弁護士は、

「精神鑑定の結果が全て心神耗弱なのに3回の判決で完全責任能力があるとされたのはおかしい。

死刑にされるべきではなかった」と話した。



‘@心神耗弱とは、心神喪失ほどではないが、精神の正常な働きがいちじるしく困難な状態。

精神が正常であれば7人を刃物で殺害はしない。