大学入学共通テスト会場の東京大学の前で受験生ら3人が切り付けられ、
名古屋市の17歳の男子生徒が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された事件。
17日放送の「めざまし8」に出演した橋下徹しは、
「まずは被害に遭われた方には早く回復していただきたいのと、
少年事件ですから、刑事事件にならない限りは基本的には、
社会的更正を目指していくということが第一目標になるんですけど」と前置きした上で、
「ただ、あまりにも身勝手過ぎて…。やっぱり自己責任とか言うとすごく批判される風潮があるんですけど、
基本的には人生は自己責任が原則であり、ただ家庭の経済環境とか虐待の親とかそういうのもあって、
そこはしっかり社会がサポートしなきゃいけないけど、
自分の人生を歩む上でいろんな悩みはあるかも知れないけど、
それを全部、社会の責任にするというのは違うよというのは明確に言っていかないといけない」と話した。
‘@前提として、身勝手な理由で人を傷つけてはいけないのは当たり前の話。
決して許される行為ではない。
襲われた時には相手を傷つけるかもしれないが。
ただ、社会が混迷すると犯罪が増えるのも事実。
社会が混迷するのは政治のせいだ。
そんな混迷した中でも真っ当に生きている人はいる。
だから、社会のせいにしてはいけないが、明日の米さえなければ犯罪に走る人が増えるのも当たり前の話。
食わなければ死ぬのだから。
それを無くすのが政治の役割。
もしかしたら、今の日本社会にも一抹の原因があるのかも知れないと考えなければ、
こういった犯罪は解決できないのではないか。
勝者の理論だけでは成り立たない。
そもそも、加害者は社会のせいと言っているのか。
自分の成績が思うようにいかないのを嘆いての犯行ではないのか。
自分勝手で到底許される行為ではない。
ただ未成年者ということを考えれば、周りがキャッチできなかったのかという懸念はある。