ワクチン予約枠、埋まらぬ“モデルナ”?
3回目接種、埋まらぬ要因は“ファイザー人気”?
新型コロナワクチンの3回目接種を巡り、65歳以上の一般高齢者の予約枠が「埋まらない」、
と訴える自治体が相次いでいるという。
オミクロン株の感染が急拡大する中、政府は予定を前倒しして今月から一般高齢者への接種開始を容認。
多くの自治体で予約を受け付けているが、希望が殺到した昨年の1、2回目接種から一転、
3回目接種の出足は鈍いままだ。
3回目接種用として国は各自治体にファイザー製とモデルナ製をおよそ半々の比率で供給。
既に一般高齢者への接種を開始した東京都目黒区では、
集団接種会場のうちファイザー製3会場(約1万3000回分)、
モデルナ製2会場(約1万4000回分)で予約を受け付けているが、
ファイザー会場がほぼ埋まったのに対し、モデルナ会場の予約数は24日時点で約3割止まりとする。
モデルナ製のほうが副反応の頻度が高いとされることが影響していると見ている。
別の苦の担当者も、前回、接種希望が殺到し供給が追いつかなかったこともあったが、
今回は、その時のような鬼気迫る感じがないと話す。
今後の一般接種にも影を落としそうだ。
メディアでは、政府の対応が遅いと叩くが、要因はそれだけでもないようだ。
それと、相変わらず、ワクチンワクチンと馬鹿の一つ覚えのように吠える人がいるが、
そもそも、ワクチン接種が進んでいる各国を見ても感染は治まっていない。
それどころか、むしろ拡大している国や地域もある。
ワクチンで重症化は防げても感染は防げない。
オミクロン株が特にワクチンをすり抜けるのは、政府の分科会でも認めている。
うがい、マスク、換気を徹底し、いまはできるだけ接触を控える。
それを強く訴えるべきだ。
叩きやすいから政府や岸田総理を叩くのだろうが、
お門違いの政府の批判ばかりしていても、何も解決はしない。