ウクライナ侵攻関連の36万文書を暴露。
ウクライナ侵攻の軍事作戦を批判し、ロシアに対してハッキングを仕掛けている「アノニマス」
アノニマスがロシアの連邦機関から莫大な量の文書を盗み出すことに成功したという。
10日、アノニマスは、33万を超えるフォロワーがいるツイッターのアカウント「Anonymous TV@YourAnonTV」を通じて、
もう1つの作戦が成功したと報告。
ロシアの連邦機関から36万4,000件もの内部文書を盗み出すことに成功。
公開のため別にページを設定した。
ファイルは2つのパートに分けられたが、サイズはなんと817.5 ギガバイト。
「マルウェアやフィッシングファイルを仕込んで電子メールで送りつけてくる者に十分警戒し、
安全なPDFファイルに変換する『Dangerzone』のようなツールを利用することも検討してほしい」と呼び掛けている。
アノニマスによれば、彼らがハッキングしたのは、
ロシアの通信規制当局とされる「ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁(Roskomnadzor)」だという。
アノニマスはロシアの国営放送や映像配信サービスなどをハッキングし、
ウクライナの過酷な現状を表わす映像を流すなどしていた。
また、ネットでもロシア国民に対して「ウクライナへの攻撃をやめさせるには、
プーチンを追い詰め排除することが必要」
「国民の皆さんはどうか立ち上がってほしい。誰もがこのような軍事作戦に賛成していない」
などと訴えかけてきた。