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​モルドバ、ロシアに「深い懸念」

ロシア軍中央軍管区のミンネカエフ司令官代行(少将)は、

ウクライナ侵攻の目標は同国南部の支配とモルドバへのアクセスの確保にあると発言。

ウクライナ東部ドンバス地方とクリミア半島を結ぶ陸上回廊の構築にあると説明。



ウクライナ南部を支配すれば、ロシア軍はモルドバにある分離派支配地域、

トランスニストリアへアクセスできるようになると付言。

トランスニストリアには1990年代初頭からロシア軍が駐留する。

ロシア国営メディアは同日、ウクライナ侵攻の第2段階におけるロシア軍の目標は、

ウクライナ南部の「完全支配」にあると報じていた。

これに対しモルドバ外務省は、

モルドバの主権と領土的一体性を支持するロシア連邦の立場と矛盾すると指摘。

モルドバ外務・欧州統合省は22日、ロシア大使を呼び出して、モルドバは中立国家であり、

この原則はロシア連邦を含むすべての国際的アクターによって尊重される必要がある。

「ロシア国防省の代表者の発言に留意した」と述べ、「深い懸念」を伝えたと声明。



サンドゥ大統領も同日、ロシアの影響力を弱めるため、EUへの加盟を急ぎたい考えを表明。

 
ルーマニア系民族が多数を占めるモルドバではソ連崩壊後、
 
ロシア語を母語とするロシア系住民らの分離独立勢力が、自称「沿ドニエストル共和国」を樹立。
 

ロシアが「平和維持」の名目で共和国に軍を送り込み、モルドバの一部を30年にわたって占領している。

‘@悪行を一度許すと止まらないというこを、日本の親ロ派も世界も肝に銘じるべきだ。