西川のりおさんが、わたし同様、とうの昔に、橋下専制、維新の本質を見抜いていた。
ズバリ的を得ている。
毎日新聞 2013年06月14日 大阪朝刊
(抜粋)
大阪人いつ気付くか次第 漫才師・西川のりおさん【毎日新聞】
橋下徹という人は「1対99」の人なんです。99の人がそうだそうだ、と言うことに対して、
常に1の立場から、「おかしい!」と発信する。そして注目され、評価される。
今回もその橋下流で発言したのでしょう。というのも、しばらく橋下さん、目立ってなかったでしょ。
このままでは、維新はジリ貧で参院選負ける。焦ってたと思う。
真っ当にやって負けたら、ほんとの負けになる。それなら先に壊したる、と。
ほら、子どもがゲームに負けそうになったら、ぐちゃぐちゃにしてしまって、
勝った相手も気分良くないっていうこと、あるでしょ。あれですよね。
国会議員ならとっくにバッジ外してる発言だけど、大阪市長だから辞めなくていい。
大阪市民府民がどこで気付くか、ということちゃいますか。
橋下さんってなんでも物事をing(進行形)の状態にしてる。
次から次へ包装紙破っては、中身を並べるだけなんです。
ところが、市民府民はやってくれたように受け取る。最後まで見届けてない。
この先、都構想も、市営交通の民営化も、全部ingで終わるでしょう。
完全にやり遂げたことってこれまでもほとんどない。発信力でもってるんです。
僕も彼の発信力、評価してますもん。今回も、世間は慰安婦発言一色になったでしょ。
大阪市政のことなんて全部飛んだ。それも作戦のうちなんですよ。
それと、やっぱり、大阪人のツボにビターっとハマってるよね。
まず有名人で、おばちゃんがキャーと言える見栄えと若さで、東京の石原慎太郎と渡り合い、
官邸行ったら総理大臣に会う、こんなヤツ、今までおらんかったやんけ、とね。
現時点でも、そう思ってる人多いと思う。でももうちょっと冷静に見ないと。
「よう考えたらそんなことどうでもええわ、大阪に何してくれた?」と今後、思うかどうかでしょう。
思わなければ、橋下さんはしばらく君臨するでしょうね。【聞き手・山田夢留】
‘@大阪府民の民度が低いということだろう。
10年過ぎても気付かない。