ウクライナ軍は3月23日、ロシアの同盟国であるベラルーシの反乱軍が、
同国とウクライナを結ぶ鉄道の一部を破壊したと発表。
この動きは、ベラルーシ市民と軍の一部が、ロシアの侵略に反対していることを示している。
ウクライナ軍の参謀本部は、23日にフェイスブックで公開した日報の中で、
ロシア軍がベラルーシの領土を使用することを非難する反対勢力と市民によって、
鉄道の一部が使用不能にされたと発表。
参謀本部によると、ウクライナとベラルーシの国境沿いには、
ロシアとベラルーシの軍事装備が集積されており、
ベラルーシ軍がロシアの侵攻に加わる懸念が高まっている。
鉄道の被害の程度は不明だが、この妨害行為はロシア軍の物流面での苦境を、
さらに深刻化させる可能性がある。
米国とNATOは、ベラルーシ軍がまもなくロシアの侵攻に加わる可能性があると警告している。