ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は16日、ウクライナ軍が先に攻撃を仕掛けてきた場合に限って、
ロシアと共にウクライナへの攻撃に加わるとの考えを示した。
ルカシェンコ大統領は首都ミンスクで行った外国人記者向けの会見で、
「私はロシアと共に戦う用意がある。ただしそれはただ一つの場合に限られる。
兵士が1人でも銃を携えて、わが国民を殺害するために国内に来た場合のみだ」と述べた。
続けて、「これは他の近隣諸国にも適用される。もし彼らがベラルーシを侵略するなら、
われわれの対応は極めて無慈悲なものになる」と強調。
ベラルーシは昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻で、ロシア軍が自国領内から進撃するのを容認。
しかし、ウクライナには派兵しないと表明している。
ロシアのすべてのテレビ局は、2月21日に行われるプーチン大統領の演説を、生中継するよう指示された。
演説はロシア連邦議会で行われる。テレビ局は演説を1時間程度と予想しているとのこと。
また、ロシア国内のすべてのラジオ局も演説を生中継する。
‘@ルカシェンコも自国が戦争したくないのは本音だろう。
ウクライナから見ればベラルーシがロシアに加担しているのは明らかだが、
ベラルーシを相手にする余裕はない。
ルカシェンコがプーチンの圧に耐えきれるのかが問題だ。
2月21日に、プーチンから重大な発表があるのか。