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​各国、ロシアスパイを排除。

ロシアのウクライナ侵略でロシア人スパイが次々と追放されている。

3月24日付の米TV局「ABCニュース」によれば、ポーランド政府は、

外交官を装ってポーランドに反する活動していたロシア人45人を、

ロシアの諜報員であるとして国外退去処分にした。



ポーランドでは、ロシアがウクライナに侵攻した翌日にも、ウクライナに近いプシュミシルという街で、

スペイン国籍を持つロシア系の人物をロシアのスパイだったとして逮捕している。

またポーランドの南に位置するスロバキアも同様の措置に乗り出している。

英「ロイター通信」は、国内のロシア大使館に属し、

外交官の肩書きで諜報活動をしていたロシア人スパイ3人を、

スロバキア政府が「72時間以内の国外退去処分」にしたと報じている。

そしてその翌日に「警察当局は防衛学校の副学長である『Pavol B.』という人物を、

2013年からGRUに協力していたとして拘束・起訴した」という。

同時に、別の人物も拘束されたと伝えられている。

「もう一人は『Bohus G.』という名の人物で、

この男は議会に提出される機密情報のリポートを手に入れようとしていたと認めている」という。

ロシアと国境を接するエストニアでも「スパイ注意報」を発表している。

ウクライナやロシアと黒海を挟んで対岸にあるブルガリアも、

3月にロシア人スパイ2人に国外退去を命じている。

スパイのうちの1人は、ロシア大使館の参事だった。



ロシアスパイはそこらじゅうで暗躍していると言うことだが、なぜ今まで摘発されなかったのか。

今に始まったスパイ活動ではない。

表立って摘発して、ロシアの反発を恐れたのだろう。

今までスパイ活動を見守っていたが、これを機にロシア対西側の団結が強固となり、

強気に出られるようになったのだ。

一掃するチャンスだ。