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​独、ロ産原油禁輸に方針転換。

ドイツは2日、ロシア産原油の即時禁輸を支持する用意があると表明。

これまで対ロ制裁に及び腰と批判されてきたショルツ政権にとって大きな方針転換で、

EUが数日以内に禁輸を実施できる可能性が高まった。



EUのロ産原油輸入は、ロシアのウクライナ侵略に絡む西側諸国の制裁からほぼ除外されてきた。

ロシアのエネルギー輸出は最大の収入源で、

ウクライナ政府は、この抜け穴がロシアに対し欧州各国が、

1日当たり数億ユーロの戦費を送金しているも同然だと批判してきた。

独のハベック経済相とリントナー財務相は2日、

EUによるロシア産原油輸入の即時停止について支持する用意があると明らかにした。



ショルツ首相も独ZDFテレビとのインタビューで、ロシアとウクライナの和平合意成立まで、

対ロシア制裁措置は解除されないという認識を示した。