KDDIの高橋誠代表取締役社長は、2022年3月期の決算会見で、
同社のオンライン専用プラン「povo2.0」について、基本料金0円をこれからも続けていくと言及。
「(基本料0円を)今のところやめる理屈がない。povoは0円からと言っているが、
その上のトッピングと合わせて価値を提供している。
トッピング込みでかなりの新規ユーザーが増えてきているので、
今のところ大きく変更することはない」と述べた。
高橋社長は「やってて面白いってのがpovo2.0の印象。もともとは携帯におけるDXだと思ってやりはじめた」
と説明。
「今までの通信・携帯は契約いただいてからお客様と向き合う時間が2年後だったりするが、
povoはどんどんアプローチしていかないとトッピングに来ていただけない。
われわれからすると、お客様を見ていろんな取り組みができるというのはものすごく面白い」と述べ、
これからも積極的に展開するとしている。なお、現時点でのpovo2.0の契約数は120万と明かした。
楽天の発表を受けて、povo公式アカウントが5月13日夕方ごろ、自身をアピールするツイートを投稿。
KDDIの2022年3月期は、連結売上高が5兆4467億円と前期比で2.5ポイント増。
連結営業利益は1兆606億円(同2.2ポイント増)と21期連続で増益を達成。
当期利益は6725億円(同3.2ポイント増)となった。