NHKに“追放処分”
兵庫県警記者クラブは5月27日に総会を開き、NHKを除名処分とした。
処分理由は、「幹事社業務を怠り、遺族と報道機関との信頼を損ねた」。
加えて、「説明責任を尽くさず、クラブの品位を傷つけた」としている。
今後、クラブが主催・共催のレクや記者会見への出席を認めず、クラブ内のブース使用も禁止。
30日午前中までに荷物をまとめて鍵を返却するよう求められた。
すでにブースはもぬけの殻となっているという。
問題となったのは、知床遊覧船の事故をめぐるNHKの報道。
同事故をめぐっては、加熱する報道に対して遺族側から苦情が入っていた。
そこで「各社の質問をとりまとめて代表取材したりするなど、
各社で協力して、節度ある取材を進める」と申し合わせていた。
しかし、札幌支局に所属するNHKのB記者が、別途Aさんに個別に取材した。
その際に、Aさんは遺族向け説明会などで得た情報を資料とともに、
「これは全社で共有してください」とB記者に託した。
だが、NHKは5月5日、その資料をもとに「KAZU I」の独自ネタを出した。
その後、Aさんが別の社に「なぜ全社向けに渡した資料をNHKが独自で報道しているのか」と、
クレームを入れたことで、他社はNHKの“抜け駆け”を知ることになる。
他社が怒ったのは、抜かれたからだけではない。
そもそも、遺族の心情を考え、みんなで話し合って代表取材としたのに、
NHKが立場を利用して遺族を裏切ったからだ。
しかも、NHKは幹事社だった。
その後の対応も、いくら説明を求めても、
『取材に関するプロセスは言えない』などと説明責任を果たそうとしない。
キャップ同士の話し合いではらちがあかず、支局長クラスでも話し合いが持たれたが、
最後まで納得する説明がなかった。
そして、“追放”が決まったという。
兵庫県警記者クラブは、「県警記者クラブの取り決めに反する行為があり、適切に対応しました」としている。
‘@NHK堕落の加速が止まらない。
これも全て、安倍晋三政権の成せるところ。
自分の言い成りのトップを配し、トップは安倍の傘にやりたい放題。
公共放送の殻を脱ぎ、政協公凶放送になり下がった。