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​大阪「要保護」認定一度も家庭訪問せず。

熱中症死の女児。



大阪府富田林市で2歳の女児が自宅で死亡し、祖母らが保護責任者遺棄容疑で逮捕された事件で、

富田林市は30日午後に記者会見を開き、女児への対応を始めた2020年10月以降、

女児を児童福祉法上、虐待を受けている「要保護児童」と認定していたことを明らかにした。



市は一度も家庭訪問をしていなかった。

大阪府警によると、小野優陽ちゃんが0歳だった20年1月、

実父が実母に面前で暴力を振るう「心理的虐待」があったという。現在は両親とは別居。

市は20年12月、優陽ちゃんのリスクを「要保護」から、虐待の兆候が見られるとされる「要支援」に引き下げた。

判断の理由は「プライバシーに関わるため差し控える」とした。



市の担当者は小野容疑者について「優陽ちゃんの養育の相談に訪れるなど、

前向きな姿勢を見せていた」と説明。家庭訪問はせず、優陽ちゃんの様子を確認したり、

小野容疑者に話を聴いたりするのは検診や来庁時のみだった。

市こども未来室の寺元宏行室長は、市の見守りの態勢について、

「結果として十分ではなかったと思う」と話し、市の対応について第三者や専門家とともに検証する考えを示した。

(合掌)