ロシアのペスコフ大統領報道官は3日、ウクライナでの軍事衝突とは無関係に、
ロシアが天然ガスパイプラインの通過に絡む手数料をウクライナへ支払い続けていることを明らかにした。
ドイツのシュレーダー元首相のロシア訪問やプーチンとの会談に関する記者団との電話会見で触れた。
支払いは両国間で唯一機能している部局を通じて維持されていると指摘。
「攻撃者か否かに関係なく、手数料は受け取られているし、支払いも続行している」と述べた。
同報道官はまた、シュレーダー氏はプーチンとの対面会談で,
欧州が直面しているエネルギー危機への強い懸念を示し、
現状説明とロシア側の今後の展望の説明を求めたとも語った。
ペスコフ氏によると、プーチン氏はこれに対し、
ロシアとドイツ間の海底ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の運用の準備はあるとし、
欧州へのガス供給の減少は欧米によるロシアへの経済制裁が原因と主張したという。
‘@ロシアはウクライナにガス輸送管通過料の支払いを継続していると主張。
ドイツのシュレーダー元首相は、欧州がロシアからエネルギー供給を縮小されて、
如何に困っているかを訴えて、プーチンは小躍りして喜んだ。