NHKの契約者の個人情報を不正に入手し、インターネットで公開するなどとNHKに迫ったとして、
「NHK党」の立花孝志党首が威力業務妨害の罪などに問われている裁判で、
東京高裁はさきほど立花被告の控訴を退け、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。
立花孝志被告(55)は、NHKから受信料の集金を委託されていた男性と共謀して、
男性の業務用携帯端末に記録されていた契約者情報50件を撮影し加工を加えた上で、
「YouTube」に投稿し、NHKに対し電話で「個人情報を拡散する」と迫るなどした、
威力業務妨害の罪などに問われている。
今年1月、東京地裁は立花被告に対し、「落ち度のない契約者の個人情報を流出の危険にさらし、
政治活動としての許容範囲を超えている」として懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。
立花被告は「正当な政治活動で違法性はない」などと無罪を主張し、一審判決を不服として控訴していた。
‘@ガーシー議員といい、有権者の見識を疑う。
現在立花被告は国会議員ではないが、執行猶予が付くと国会議員の欠格事由には該当しない。