南アフリカでテロ攻撃が実行される恐れが出ていることを受け、現地の日本大使館が、
在留邦人に対し注意喚起をした。松野官房長官が27日午前の会見で明らかにした。
南アフリカをめぐっては、アメリカ大使館が26日、
最大都市ヨハネスブルグ郊外サントン地区で29日にテロ攻撃が実行される恐れがあるとして、
自国民に警戒を呼び掛けている。
松野長官は会見で、「在南アフリカ日本大使館は在留邦人に対し、注意喚起のメールを送付した」とした上で、
「サントン地区の多くの人々が参集する場所を避けること等を呼び掛けている」と説明。
ヨハネスブルクにあるサントン地域は日本人の多く住んでいるエリア。
日本大使館はプレトリアにあり、ヨハネスブルクからは車でおよそ1時間の場所にある。
JICA、大使館職員はプレトリア居住。
ISIL系過激派組織が疑われる。