大阪市長で日本維新の会の松井一郎顧問(58)と同党の足立康史衆院議員(57)は、
ツイッター上で激しい舌戦を繰り広げている。
松井顧問「どうぞ出ていって自分でやり」
立憲民主党の野田佳彦議員が25日、衆院本会議で安倍晋三氏に対する追悼演説を行ったが、
松井市長は24日、「追悼の言葉は麻生、菅、このお二人が安らかに眠れる心のこもった追悼演説をしている。
(国会での追悼演説は)付け足し。はっきり言って誰でもいい」と言及。
これを受け、足立議員は25日、自身のツイッターに「もう代表ではないのだから、
政務の会見は、もう止めた方がいい」と投稿。
26日、松井市長は「このようなイチビリ国会議員を誕生させた自分が馬鹿でした」と反撃。
足立議員はすぐさま、「恐縮です。イチビリではなく『忠言』のつもりです。
『イチビリ』というのは、党代表選に際しての私に対する顧問の発言を指します。
党勢拡大に向けて正念場が続く中、不用意なコメントは控えていただきたいですが、
今の維新は、誰も忠言できない。党内の声なき声として受け止めていただければ幸甚です」と反論。
続けて「政党は創設者の私物ではありません。税金が入っている公党です。
私は『政党ガバナンス』の筋を申し上げただけ。そもそも選挙で勝つためには候補者が必要です。
公認する側は、公認してやる、ではなく、一緒に立ち上がってくれて有難う、
党勢が厳しい時にも踏ん張ってくれて有難う、と感謝するべきです」とした上で、
「松井前代表のこうした勘違いが、先の日本維新の会初の代表選挙を台無しにした。
代表選告示前に勝負を決しろ!と号令を出した。あり得ません。
今回、私が声を挙げた、言葉尻を捉えてツイートしたのは、党改革のチャンスと考えたからです。
先の党代表選を境に、松井顧問の判断力は明らかに鈍っています」と痛烈に批判。
これに対して松井市長は「何時、僕が政党を私物化した?僕に発言のどこが政党のガバナンスの筋を逸脱してる?
そもそも、みんなの党の公認では可能性が無いから維新で公認してくれって頼んで来たのは君でしょ。
党勢が厳しい時にも踏ん張った?比例を辞退すると公言しながら比例復活した事を忘れたの!?」と批判の応酬。
足立議員は「だから党運営について発言できない、発言しない、となるなら、
ほとんどの特別党員は発言出来なくなります。
皆が自由に発言し、その是非について議論すればいいのであって、
党運営への意見具申を〈公認権を振りかざして〉抑え込むのは如何なものでしょうか。
近代政党へ前進するための正念場が続きます」と応戦。
松井市長は「おいおい、話がずれてるでしょ。まず最初に君が僕に記者とのやりとりの発言をするなって絡んで来たんです。
そもそも僕の発言は党のガバナンスを逸脱するものではありませんがね」と怒りは収まらない。
‘@目くそ鼻くそ、日本維新はこんなのが多過ぎ。
大阪でなければ人気が出ないのが良く分かる。