中国外相、ロシア外相に「あらゆるレベルで交流深めたい」
中国外務省によると、王毅ワンイー国務委員兼外相は27日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談。
王氏は「ロシアとあらゆるレベルで交流を深めたい」と述べ、
23日に発足した習近平3期目政権下でも、プーチン露政権との協力を推進する意向を示した。
王氏は、ロシアや中国と対立する米国を念頭に、「中露の進歩を阻止しようとする試みは決して成功しない」と主張。
ラブロフは、中国と「多国間協力を深め、アジア太平洋地域と世界の平和と安定を共に守りたい」と応じ、
ウクライナ侵略を巡るロシアの立場に対する中国の指示に感謝を示したという。
プーチンは27日、ロシアと中国の関係は「前例のない水準」にあるとし、習近平国家主席を「親友」と呼んだ。
ウクライナ紛争解決を巡るロシアの立場に対する中国の指示に感謝を示したという。
プーチンは「ウクライナに対してロシアが核攻撃を行う必要はない。軍事的にも政治的にも意味がない」と語った。
メドベージェフ前大統領ら複数の政府当局者は、これまで、ウクライナでの戦術核使用があり得ると警告。
ショイグ国防相はウクライナが「汚い爆弾」使用する可能性があると繰り返し発言。
プーチンはまた、ウクライナでの「特別軍事作戦」の計画は変わらず、
ドンバス地方の安全を確保することが目的だと述べた。
‘@プーチンが否定した時こそ危険な兆候だ。
ウクライナにはしばらく総攻撃しないと発言した直ぐ後に、多数のドローン攻撃を開始した。