米国で新型コロナウイルスのワクチン接種率が高かった州では、低かった州に比べて、
新型コロナによる死亡や超過死亡が少なく抑えられていたとする、米国の研究。
米国では、デルタ株とオミクロン株の流行期に計37万298人が新型コロナ感染症により死亡。
死亡率は10万人あたり111.6人で、デルタ株流行期間は10万人あたり60.9人、
オミクロン株流行期間では10万人あたり50.6人。
米国内でワクチン接種率がトップ10に入った州の コロナによる死亡率は、
10万人あたり74.7人で、下位10州 の10万人あたり146人のほぼ半分だという。
米国のワクチン接種率の上位10州と同じ接種率が米国全土で実現していたなら、
米国全体で12万2304人(デルタ株流行期に10万8916人、オミクロン株流行期には1万3388人)が、
新型コロナ感染症による死を免れたと推定。
‘@よく見ると微妙なデータだ。
比較的貧しい州などはワクチンというよりも、そもそも治療を受けられないなどして、死んでいく人も多い。
確かに少なくはなるのだろうが、何か違う気もする。