重症化して入院、半数はワクチン未接種か接種3回未満。
新型コロナの医療現場を取り仕切っている埼玉医科大学総合医療センター教授の岡秀昭氏。
まず誤解してほしくないのは、現在、新型コロナの死亡率は減っていますが、
それはオミクロン株の病原性が下がったからだけではない、ということです。
肺炎を起こす確率が高かったデルタ株に比べれば重症化のリスクは下がっていますが、
実は病原性はそれほど変わっていません。
それにもかかわらず、死亡率が減っているのはなぜかというと、ワクチンです。
さらに治療薬の登場や、皆さんの感染予防意識という複合要因によって、ようやくここまで死亡率を下げることができました。
5類の議論が出てきたからといって、新型コロナは大した病気ではないといった誤った解釈や、
5類になったから病原性が低くなったなどと誤解しないことが大切です。
新型コロナは季節性インフルエンザと同等、あるいはそれ以下だと言う人もいるが、
死亡率は同等かもしれませんが、新型コロナは感染力が非常に強いので、決してインフルエンザと同等ではありません。
実際、死亡率は低いにもかかわらず、全体として死亡者が増えているのは、感染者が増えたためです。
どうしても体力が落ちているお年寄りを中心として、コロナによって持病が悪化して亡くなってしまっています。
まずはワクチンを打ってください。とくにオミクロン対応のワクチン1回を含めて最低3回は打ってほしいです。
そうすれば、確実に重症化リスクが下がり、重症者が増えないので医療逼迫も防げます。
今、重症化して入院する人を見ると、その半数は未接種か接種3回未満です。
シンガポールは新型コロナ感染者の治療費を公費負担していますが、
2021年12月からはワクチン未接種者が新型コロナに感染して治療を受けた場合、自己負担としています。
そのくらいワクチンは重症化を防ぐ効果がありますと訴える。
‘@5分5分というのは、やはりワクチン接種(3回以上)が大いに有効ということなのか。
わたしの弱い頭では良く分からない。
ワクチン接種で死んだり後遺症が残る人もいる。
ワクチンを接種しなければワクチンで死ぬことはない。
それを加味すれば、ワクチン接種の方が死亡率が高くなる?
何度も述べているがわたしは反ワクチンではない。
疑問に思っただけ。
後は、専門家の方にも死亡率よりも死亡者数を重視して頂きたい。