4日夜、神戸市営地下鉄西神・山手線の西神中央駅(神戸市西区)で、
停車中の車両の乗務員室に女児が立ち入り、車内の照明が消えるなどするトラブルがあった。
5日に発表した神戸市によると、扉を施錠せずに乗務員が場を離れたためで、
停車中に乗務員以外の人が車両を動かす操作はできない仕組みだという。
4日午後7時50分ごろ、同駅で運転士と車掌が先頭と後方の乗務位置を交代する際、
運転士が本来しなくてはならない扉の施錠を怠り、無施錠で乗務員室を離れた。
その後7分ほどの間に女児が進入して機器類を触り、車内の電気が消えるなどした。
車掌が異変に気付き、運転席に女児がいるのを発見。
女児は約3分間、機器を触っており、車内の電気や行き先の表示が一時消えた。
安全を確認するため乗客を別の車両に移動させて約11分遅れで運行を再開し、約3千人に影響したという。
市は「乗務員室の施錠について再度周知徹底する」と陳謝。
‘@慣れがなす業なのか、人命を預かる仕事だということを今一度認識すべきだ。
それにしても女児の親もどうしていたのか。
女児が一人で駅のホームにいるのはとても危険だ。