鼻出しマスク日浦棋士「マスクに感染予防効果は無いです」
対局中の“鼻出しマスク”を理由に3局連続で反則負けになった日浦市郎・八段(56)に対し、
日本将棋連盟は13日「立会人の裁定や処置に従わず、実質的な対局放棄を繰り返した」として、
日浦氏を「対局停止3か月」の処分にしたと発表。
これまで沈黙を守ってきた日浦氏が今回、初めてメディアの取材に応じ、コトの真相と胸中を語った。
「誤解している方も多いのでハッキリと申し上げておきますと、
私はルールを破ったから、今回の処分を受けたわけではありません。
ルールに従っていたにもかかわらず“ルール違反”のように捉えられ、処分に付された。
これまでの経緯を説明すれば、私の話すことに理解いただける部分もあると考えています」
「実は私はこの規定ができるまではマスクを着けずに対局を行い、
立会人などに注意された際にはマスクを着用して将棋を指していました。
同規定の施行後は、ずっと“鼻出しマスク”で対局に臨んでいましたが、特に問題視されたことはなかった。
実際、規定には“鼻出しは禁ずる”といった言葉はありませんから、
違反行為と見なされていなかった証左と考えています」
今回の処分が不当である”との私の思いは揺らいでいません。
‘@日浦氏は「規定にはマスクの着用方法についての記述はなく、感染予防効果の科学的根拠もない」と話していた。
日浦氏の言い分だと顎マスクでも許されることになる。
一般的にはマスクをするということは、鼻も覆うのは当たり前の概念だ。
そもそも、マスク予防の科学的根拠はある。