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​アビガン、429人に不適切処方。

胎児奇形の懸念あるアビガン。


新型コロナ治療薬としては未承認の抗ウイルス薬「アビガン」が、千葉県内の公立病院で、

国の通知に違反して外来患者に処方された問題で、厚生労働省は19日までに、

不適切な使用例は全国5医療機関計429人で確認されたとする調査結果をまとめた。

健康被害の報告はないという。



1機関では、感染者に接触したが、検査で陽性だとは確認されていない2人にも使用された。

厚労省は機関名を公表していない。

製造販売元の富士フイルム富山化学(東京)は、新型コロナ治療薬の承認を目指して臨床試験を進めたが、

22年10月に開発を打ち切り、承認申請を取り下げると発表。

新型コロナ治療に詳しい愛知医科大の後藤礼司医師は、

「多くの医療現場で専門医がアビガンの効果を疑問視していたのに、

国が観察研究の枠組みを続けていたのは問題だった」と指摘。