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​大麻の使用で心臓病リスク増大。

大麻を日常的に使用する人は心臓病にかかる可能性が高まる。

米国ではより多くの州が大麻を合法化するなか、若年層の間での使用拡大が続いている。



米国心臓病学会が2月24日に発表した研究結果によると、17万5000人の健康データを分析したところ、

大麻を毎日使用する人は、虚血性心疾患を起こす可能性が使用経験のない人より34%高くなっていたという。

虚血性心疾患は、心臓病のなかでも最も一般的な疾患の1つ。

​心臓の血管にプラークコレステロールの塊)が蓄積することによって引き起こされる。


(日本では若者の大麻検挙率が増加)

研究チームは、大麻に含まれる成分で(幻覚などの)向精神作用があるテトラヒドロカンナビノール(THC)が、

血管に炎症を起こし、プラークの蓄積につながるとの見方を示している。

ただし、今回のこの研究では、大麻を喫煙した場合、食用その他のかたちで摂取した場合の影響の違いについては、検証を行っていない。

研究チームはこうした結果について「大麻の使用にリスクがないと考えている人たちに対する警鐘」だと指摘。

日常的に大麻を使用している人は、心臓病のリスクについて、医師に相談するべきだとしているが、

止めればすむことだ。



CDCによると、大麻の使用は脳卒中や心血管疾患などの心臓病のリスクを増大させる可能性があるという。

また、大麻の喫煙は肺の組織や血管に損傷を与える可能性があるとの報告もある。

昨年11月には小規模な研究の結果として、肺気腫や気道の炎症は、たばこよりも大麻を喫煙する人に多くみられることが発表されている。