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農水省、卵「スーパー優先」を要請。

卵不足、回復までには「半年から1年」 

鳥インフルエンザの感染拡大による鶏卵の供給不足が深刻化。

卵の価格は右肩上がりでスーパーでは売り切れが目立つほか、

飲食店のメニューやケーキ屋など卵を使った商品を作るメーカーなどにも影響が出ている。

卵の供給が正常化するのには、半年以上かかるとの見方も出ている。

農林水産省によると、昨年10月末以降に鳥インフルの感染が確認された養鶏場は26道県で81件。



シーズン終盤となった今月も全国各地で発生が続き、殺処分の対象となった鳥は過去最高の約1645万羽。

このうち、卵を産ませる「採卵鶏」は1528万羽で日本全体の採卵鶏の約1割が減少。

ロシアのウクライナ侵略などの影響でエサ代が上がり、養鶏業者が特売向けの生産を絞る動きもあった中で、

鳥インフルの拡大が供給難に追い打ちをかけた。

農水省は養鶏団体に鶏卵の安定的な生産の確保と家庭消費向けの優先供給で、

卵をスーパーなどに優先的に出荷するよう要請。