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より良い日本へ願いを込めて。

​日本の卵、4億個が香港人の胃袋に。

輸出の9割、3年で3倍に急増。

卵の価格が大きく上がっている。



鶏卵卸大手の「JA全農たまご」がホームページで公表している最新の相場情報(2月2日)を見ると、

東京におけるMサイズの卸値は1kg当たり305円で、これは1年前よりも130円近く上がっている。

JA全農たまごが統計を公表している1993年以来、現在は最高水準にある。

北海道土産の「白い恋人」はオンラインでの販売を休止。



セブン―イレブンも1月31日、「セブンプレミアム半熟煮たまご」などの販売を休止。

サンドイッチでは、ゆで卵の分量を減らしてハムや野菜といった他の具材を増やすなど対応に苦慮している。

原因は高病原性鳥インフルエンザの流行による鶏卵の供給不足とされている。

香港の地元スーパーでは、味珍味が日本から輸入した「新紀元卵」がずらりと並んでいる。

日本産は10種類近くあり、10個入りパックの値段の大半は25〜35香港ドル(415〜580円)。

日本から香港への生卵(鶏卵)の輸出が右肩上がりで伸びている。

日本養鶏協会によれば、昨年の輸出量は前年比3割増の約2万8250トンとなり、この3年で3・3倍に。



鶏卵輸出全体の92%を占めた。向かった卵の数は4億個あまりにのぼる。

もともとは、中国本土のほか、米国、タイ産などが多かったが、これらの鶏卵価格が値上がりしたうえ、

新型コロナによる輸出規制や物流の乱れなどが重なり、日本産が急激に増えたという。

香港政府の統計によれば、12年は1千万個余りだった日本産卵の輸入は、

22年には4億1315万個にまで増えた。香港の人口は、昨年6月時点で約729万人。

‘@我が家はいつも同じメーカーの10個パック200円超の卵を買っているが、上がっていないようだ。