防衛装備庁は先月31日、日英が共同で進めていた「新型空対空ミサイル=Joint New Air to Air Missile(JNAAM)」について、
「2023年に実施する試射をもってプログラムを終了する」と発表。
防衛装備庁の関係者はジェーンズに対して「試射と評価を完了後にJNAAMの量産化を判断する」と述べていたが、
試射と評価の前に終了すると判断。
防衛装備庁は「プログラム終了に至った背景や理由」を説明していない。
‘@開発前に落下、何らかの事情で失敗に至ったということだろう。
もともとこの日英共同研究のJNAAMのプロジェクトは、日本政府が2014年4月に閣議決定した、
防衛装備品の輸出や国際共同開発に関する新たな原則「防衛装備移転三原則」に基づいて、動き出した。
継続事業として2021年度予算で日英共同研究費用の10億円が計上されました。
さらに、次期戦闘機用の高機能レーダー技術についての日英共同研究が新規事業として始めることが正式に決まり、概算要求の41億円が満額認められた。