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​和歌山1区激戦。

爆発事件の現場となった衆院和歌山1区では、自民元職・門博文候補(57)と、

日本維新の会新人・林佑美候補(41)が激戦を繰り広げている。

和歌山県知事に転身した国民・岸本周平氏(66)の辞職に伴う補欠選挙

週末の調査では共同通信は林候補がややリード、一般紙は「互角」予想が多い。



事件から一夜の16日、自民党菅義偉前総理(74)が和歌山入り。

スーパーマーケット駐車場での演説では、和歌山県警が菅氏と聴衆を10メートルほど離し、

入り口で金属探知機による手荷物検査を実施。

警官らが菅氏と街宣車を取り囲み、警察犬も巡回する厳戒態勢を取った。

夕方には同市のホテルでも演説。



同県の実力者である二階俊博元幹事長(84)と世耕弘成参院幹事長(60)とそろい踏みでテコ入れを図った。

終盤戦には茂木敏充幹事長(67)らが和歌山入りを予定。党関係者は「本当に厳しい戦い」と表情は硬かった。

昨夏の安倍晋三元首相銃撃事件直後の参院選では自民党が大勝。

国家を揺るがす大きな出来事が起きると政権与党に支持が集まることもある。

票が自民党に流れる危惧について、維新関係者は「特に問題はない。今は勢いがある」と自信をのぞかせる。

今月9日投開票の大阪府知事選・市長選でのW勝利に加え、奈良県知事選でも勝利した手応えを感じている。



県連会長の二階俊博議員を政治の師と仰ぐ小池百合子東京都知事も応援演説に駆け付ける。

二階氏の要請と言われているが、かつて自民を敵に回した小池都知事のカードを切るのは、

勢いに乗る維新への強い危機感の表れだ。

だが小池知事も以前ほどの人気はない、ましてや和歌山にもあまり縁がない、それでもパンダの思いなのだろう。



維新の藤田文武幹事長は総理と都知事の和歌山入りについて、

「我々のような発展途上の政党に本気でてこ入れしてきている。ガチンコで真正面から勝負する」と強気の構えだ。

22日には馬場伸幸代表が応援演説を行う。

応援組を見れば勝負あったような気がするが、選挙は分からない。