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​空気を通すが音は通さない新素材。

プレスリリースより

音は空気で伝わるが、空気を通したまま音だけ抑えるという不思議な遮音材が開発された。

電気も特殊な素材も使わず、独特な形状で遮音する仕組みなので、広い分野での利用が期待される。



メディアアーティストとしても名高い落合陽一氏が代表取締役を務め、

波動制御技術を研究開発するピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)が発表したこの遮音材は、遮音性と通気性という相反する性質。

PxDTはそれを「逆位相に散乱させる構造」を持つメタマテリアルで解決。

メタマテリアルとは自然界に存在しない特別な機能を持った素材のこと。

この場合は、入って来た騒音の音波を、逆位相(波長が裏返し)の音波を発生させて打ち消す新素材のこと。

ノイズキャンセラーヘッドホンと同じ原理だが、音響装置を使わず、構造的にそれを実現。

開口率50パーセントでも30デシベルの低減が可能という。

この性能は形状によってもたらされるため、材質は選ばない。

間伐材や再生材など、環境に配慮した材料で作ることが可能。

また、特定の音域のみ、または全般的に遮音するようチューニングができ、さまざまなニーズに対応できるという。



現在、PxDTではこの遮音材の社会実装に協力できるパートナー企業を募集。

また、4月26日から28日まで東京ビッグサイトで開かれる「オルガテック東京2023」に展示される予定。

‘@素晴らしい発明だ。騒音問題は時として悲惨な結果を生むこともある。

大いに期待される。落合氏も伊達にサンダルをはいていないようだ。