楽天モバイルは26日、市販のスマートフォンで人工衛星と直接通信し、音声通話する実験に世界で初めて成功したと発表。
すでに商用化されている衛星通信は専用の機器や端末が必要だが、市販のスマホで通話できることを確認。
衛星通信を使うことで、カバー率を上げたい考えだ。
米国の衛星通信会社「ASTスペースモバイル」や米AT&T、英ボーダフォンと共同実験。
21日(日本時間)に米テキサス州で発信したスマホからの電波を上空約510キロの衛星が受信。
衛星からの電波を地上の通信設備に送り、日本で着信したスマホとの音声通話に成功。
スマホからの電波は弱いため、距離が離れた衛星で直接受信するのは技術的に難しい。
AST社が昨年9月に打ち上げた衛星の約64平方メートルの巨大なアンテナを使うことで受信できるようになった。
AST社は各国の携帯会社と連携し、日本では楽天が戦略的提携を結んでいる。
楽天は今後、国内で発信する実験を進める方針だ。
‘@楽天モバイル巻き返しとなるか。わたしとしては期待したいところだが。