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​SBIが台湾大手と半導体工場建設へ。

SBIホールディングスは5日、台湾の大手半導体受託生産会社、パワーチップ・セミコンダクター・マニュファクチャリング・コーポレーション(PSMC)と、

日本国内に半導体製造工場を建設するための準備会社を設立することで合意したと発表。

発表資料によると、PSMCは半導体の受託生産会社としては台湾3位、世界6位。種類の異なるロジックとメモリーの両方を生産できるほか、車載用のパワー半導体などに強みを持つ。

工場建設の時期や場所、事業総額などは決まっておらず、今後両社を中心に詰めていく。



SBI北尾吉孝社長は会見で、「金融機能で日本の半導体産業の復興に貢献したい」と話し、

これまでネットワークを構築してきた地域金融機関が地元で融資できる体制を作っていく考えを示した。

資金調達についてはSBIの主力行である三井住友銀行みずほ銀行と相談するほか、グローバルに資金を調達する計画もあるとした。

PSMCの黄崇仁(フランク・ホアン)会長は、さまざまな国から招致の意向があったが「日本が優先だ」と述べた。

コスト高だった数十年前に比べ労働力、費用、為替の円安、調達の仕組みなどあらゆる条件が整っており、「競争力がある国だ」と評価。

‘@まだ何も決まっていないのに、発表を受けSBIの株価は上昇。

話の流れを見ると、SBIは企画・仲介で仮に失敗しても何の痛手も受けないようだ。

それによって利だけを得る。時価総額も上昇。さすが北尾氏だ。

黄崇仁会長によると、日本が弱体化しているので利用価値があるということだ。