山形県米沢市の女子中学生(13)が28日の部活動後、熱中症の疑いで搬送された病院で亡くなったことを受け、
市教育委員会の土屋宏教育長は30日、記者会見を開き、「命を守ることができず、大変申し訳ない」と陳謝した。
熱中症と死亡との関係については「診断書を確認できていない」としたが、
熱中症の危険度を示す「暑さ指数」を28日の練習前には測っておらず、
市教委は「(現況把握が必要と明記してある)ガイドラインの周知徹底が十分ではなかった」と認めた。
市教委は熱中症対応ガイドラインを策定。気温や湿度などから算出する「暑さ指数」に応じて、
「運動は原則中止」「激しい運動は中止」などと定めている。
計測器は同中の保健室に1台配備されているが、顧問の教諭はこの日の練習前には確認しなかったという。
女子生徒は部活動後の同10時半頃、1人で自転車で帰路に就いた。
同11時7分、同市口田沢の国道121号の歩道で倒れているのを通行人が発見して119番し、
午後9時49分に搬送先の病院で亡くなった。
‘@わたしの知り合いの先生も児童のプール日には必ず指数を何度も確認している。
学年ごとに時間を区切ってプールに入るのだが、先日も1回目(朝)はギリギリセーフだが、
2回目からは気温も上がるので無理だろうと判断し、その日はプール中止の報告を全家庭に通知。
神経質な対応となっている。
やはり、児童を熱中症にはしたくないという思いからだ。
(合掌)