無料で広めて使用料を要求。
一般社会で行われていることを戦場でも実行。
ウクライナの激戦地でネットを遮断して年580億円を要求。
ウクライナに衛星スターリンクからインターネットを提供して一躍英雄になったSpace Xのイーロン・マスクCEO。
だが、昨年10月、南部領土紛争地域への前進の際、ネットを故意に不安定にして高額な料金を請求していたことが分かった。
The New Yorkerが外交筋と軍部に取材して報じた。
司令部と連絡がとれなくなってウクライナ軍はパニックに陥り、撤兵を余儀なくされたと米軍上層部。
記事には<前線まであとわずかというところでいきなり通信が途絶えて各部隊が孤立したんですよ。
突撃するときには、司令官にとって大隊からの情報が要。しかたないので、無線の届く圏内まで車で移動して自らの命を危険に晒していました。
控えめに言ってカオスでした。>こんな通信兵の生々しい証言も。
‘@多額の維持費が掛かっているのであれば、それなりの費用は支払うべきだろう。
武器には金を払っているのだから、同様に重要なインフラにも支払われて当然だ。
ただ、マスク氏のやり方があまりにも露骨で人の生死をカタに取引しているように見えるのが残念だ。
英雄から一気に死の商人へ?それでも感謝はしている。