中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止すると発表。
水産加工会社で輸出を担当する営業部の中澤祥係長は「まさか日本全体が輸入停止の対象になるとは思わず驚いた。
中国の市場は大きく中国のニーズに合わせた商品開発も進めていたので徒労感を感じる。
政府には、可能なかぎり早く輸出を再開できるよう働きかけてもらいたい」と話した。
北海道南部の森町で中国向けのホタテを扱っている漁業者からは影響を懸念する声が上がっている。
財務省によると2022年、日本から中国に輸出されたホタテのうち、北海道からの輸出額は9割以上を占めていて、
砂原漁港でも6割から7割ほどが中国向けに輸出されているという。
このため、すでに養殖を始めているホタテの出荷先が見つからなければ、収入が落ち込むなどの影響が懸念される。
漁業者の小川さんは「輸入停止が長引けばホタテ漁師としてやっていけなくなる。日本政府はなんとか中国と折り合いをつけてほしい」と話した。
‘@中国主流のビジネスはリスクがあるのは分かっていたこと。
中国で稼いできた結果、国内の水産物は品薄で高騰。
国内消費を喚起し、国内で加工して他販路を開拓すべきではないか。